2010年08月 の記事一覧

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賭博罪を考える

ここ数年、話題の絶えない大相撲界。

今回は、野球賭博。

なかなか更新できなくて、すでに話題は下火ですが。



賭博が罪だ、ってことは常識だとは思うんですけど。

でも、何が悪いんだって思うんですよ。


〈保護法益〉(=何のために罪にしてるかってことね)
判例・通説は、公序良俗、すなわち健全な経済活動及び勤労と、
副次的犯罪の防止であるとしている。具体的には国民の射幸心を煽り、
勤労の美風を損い、国民経済の影響を及ぼすからと説明される。
他人の財産を保護法益とする説もある。
しかし、特別法で事実上賭博がなされている現状、パチンコなどの存在などで、
今までの保護法益観では説明できない。          (wikipediaより)


娯楽の範囲ならいいだろって気はしますよね。
まぁパチプロとかの領域になってくるとどうなのかって気もしますが。


たしか判例には、「偶然の事情によって財産の変動をもたらす」ことがよくない、
みたいなことが書いてあったと思うんですが(手元にないので…)。

でもね、世の中って結局ほとんどが偶然のような気がするんですよ。
必然なんてものは存在しないだろ、と。要は確率の問題であって。
賭博なんてのは本来勝つか負けるかは50%だと思うんですが、
普通に仕事して金稼げる確率なんてのも、100%じゃないわけでしょ。

例外多すぎですよね。パチンコもそうだし、宝くじだの競馬だの。
しかも国が認めてやってる方(宝くじ・競馬)が勝てる確率低いって、どーゆーことだ。


結局は、副次的犯罪の防止ってとこだと思うんですよ。賭博罪を正当化できるのは。
副次的犯罪ってのは、たぶん負け分が払えなくって、アブナイ人たちが絡んでくる、
とかなんとか、そーゆー話のことだと思うんですけど。カイジ的な。

でもそんなのはほんのごく一部の話であって、
少なくとも例えば身内だけで雀荘で賭け麻雀するのなんて、違法性のかけらもないでしょ。

そもそも、賭け事なんてのは「負け分は払える」という前提で行われる契約みたいなもんで、
そういう点で、負け分も払えないような状態で賭け事をするなんてのは、一種の詐欺ですよ。
だからそーゆー人を詐欺罪として扱えばいいだけの話で、賭博罪なんて必要ないんですよ。
賭博のせいで1人で勝手に身を滅ぼすことの防止なんて、そんなの刑法上で守ることじゃない。


刑法だけの話じゃなくて、民法上も、賭博で払った金ってのは「不法原因給付」になって、
もし相手がイカサマとかしてたとしても、払っちゃった分は取り返せないんですよ。
これは逆におかしいでしょ。賭博の防止が目的だとしても、やりすぎでしょう。
倫理性とかはさておき、法律上は、賭博ならイカサマしてもいいよ、ってことだもの。

いっそのこと、「賭博契約」みたいなものを認めるべきだと思います。
イカサマが発覚した時点でその負け分の倍額を支払う、みたいな規定も込みで。


よくわからないんだけど、例えば麻雀大会やるっていって、
参加料を一律に集めて、優勝者に賞金として与える、ってのは賭博罪にあたらんのかね?

何がよくて何がいけないのか、ハッキリしないよね。




少なくとも、野球賭博をやっただけの人たちは、
結果的にはあまりよろしくない人たちにお金を流してしまったかもしれないが、
酔って一般人を殴ってもいないし、ましてや力士をリンチで殺したりもしていない。

何がよくて何がよくないか、もうちょっと考えてもいいんじゃないの、相撲界。あとマスコミ。



太いの人の話が続いた。
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